旧C++Builder FAQ - インストール・環境設定

Abstract: この FAQは、旧 www.borland.co.jpに掲載されていた記事を転載したものです。記事は掲載時点の情報をあるがままに掲載しており、新バージョンでのご利用においては、コンポーネントや APIの仕様変更等によりご利用いただけない場合がありますのでご留意ください。

    BDEのドライバの情報を、配布先で反映させたいのですが (99/7/5)

該当するバージョン:C++Builder 4

Q:

BDEのドライバの情報を、配布先で反映させたいのですが?

A:

配布先で BDEがデフォルトの環境設定ファイルを使用している場合、または、BDE がインストールされていない場合は、InstallShieldのレジストリーキーの変更で対応可能です。

変更したいドライバのキーと値を入力してください。

例 MS-Accessの場合

キー :

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Borland\Database Engine\Settings\DRIVERS\MSACCESS\INIT 
値の名前 : DLL32
値のデータ : IDDA3532.DLL

配布先で既に BDEがインストールされていて、デフォルトでない環境設定ファイルを使用している場合は、レジストリキーで反映出来ません。(ドライバ情報も、環境設定ファイルに保存されているため)

開発環境の IDAPI32.CFGを配布した後、配布側の環境ファイルとマージするか、手作業で変更してください。

    InterBase5.5のインストール途中でエラーメッセージが表示されます (99/6/4)

該当するバージョン:C++Builder 4

Q:

InterBase5.5を Windows95または Windows NTにインストールしている途中でソケットのエラーメッセージが表示されます

A:

この現象は Novell社の TCP/IPドライバーが原因で発生しています。

InterBase5.5は Microsoft社の TCP/IPドライバーだけをサポートしています。

Novell社の TCP/IPドライバーと Microsoft社のドライバーは互換性がありません。

TCP/IPドライバーを Microsoft社のものに変えてからインストールしてください。

    S3社製 Virgeチップ搭載のビデオカード (99/5/12)

該当するバージョン:C++Builder 4

C++Builder 3.0Jと 4.0Jでは、S3社製の Virgeチップ搭載のビデオカードとの相性で問題があります。

    C++Builder 3.0Jの場合

Q:

C++Builder 3.0Jを起動するとスプラッシュウィンドウが表示された後やコンポーネントパレットがロードされた時に統合環境がハングアップしてしまします。

A:

この問題はビデオカードのドライバーがビットマップをキャッシングする際に発生するものと認識しています。

"C++Builder3.0Jは、起動時に多くのビットマップをビデオカードに急造させています。そして、内部ドライバーのビットマップキャッシュを溢れさせています。"

これらの問題を解決するには、キャッシュサイズあるいはキャッシュに渡すデータに関して違った設定をする必要があります。

  1. 最新のドライバーを入手して下さい。(www.s3.com または、カードのメーカーやマシンのメーカー)
  2. BCB.EXE を -NS オプションで起動して下さい。(ショートカットのオプションに設定して下さい。)
  3. Windowsの画面の解像度を 1024x768の 65536色より低く設定して下さい。
  4. Windowsの SYSTEM.INIファイルの [Display] セクションに BusThrottle=1を追記して下さい。
  5. ビデオカードのアクセラレータの設定を無しに設定して下さい。
  6. 古い DirectXを使用している場合は、最新の DirectXドライバーを入手して下さい。
  7. ディスクトップに壁紙を使用している場合はより小さいサイズにして下さい。
  8. C++Builder 3.0Jをセーフモードで起動して必要でないコンポーネントは外して下さい。(起動時にロードされるビットマップが少なくなります。)

この後、標準モードで再起動して C++Builderを起動して下さい。

    C++Builder 4.0Jの場合

Q:

S3 Virgeチップ搭載のビデオカードを使用している Windows98マシンに C++Builder4.0Jをインストール後、再起動を行うと Windows起動時にハングアップしてしまいます。

A:

C++Builder 4.0Jでは、TImageListの実装が変更されたため従来に比べてビデオカードとの 相性の問題が改善されています。しかし、すべての問題が完全に解決したわけではありません。現在、C++Builder 4.0Jのインストール後、再起動した時点で実行されるセットアッププログラムで問題が発生する場合があることが確認されています。この場合は、次の手順でインストールを行なってください。

  1. 最新のドライバーをインストール (www.s3.com または、使用しているマシンのベンダーより)
  2. C++Builderのインストール
  3. セーフモードで再起動
  4. 画面の解像度の変更 640x480/16色 (画面のプロパティダイアログを開いて [適用])
  5. 標準モードで再起動
  6. 解像度の変更 1024x768/Hight Color (好みのサイズに変更)
  7. 標準モードで再起動

    Paradoxから Textファイルへデータ変換を行う時の項目型対応表はどうなりますか? (99/4/2)

Q:

Paradoxから Textファイルへデータ変換を行う時の項目型対応表はどうなりますか?

A:

Paradoxテーブルからテキストテーブルへの項目型の変換の例

Paradox

Text

備考

文字型

Char

文字数に依存

実数型

Float

項目幅20小数点以下4

金額型

Float

項目幅20小数点以下4

整数型

Number

項目幅6小数点以下0

倍長整数型

Integer

項目幅11 小数点以下0

BCD型

Float

項目幅20 小数点以下4

日付型

Date

項目幅11

時間型

Time

項目幅13

日付時間

TimeStamp

項目幅30

カウンタ型

Integer

項目幅11 小数点以下0

論理型

Bool

項目幅1

他の型へは変換できません。

    QuickTime Movieが再生できません

Q:

QuickTime Movieを C++Builderで作成すると再生できません。

TMediaPlayer->Open()時に以下のようなエラーが表示されます。

Error Message: MMSYSTEM263登録された MCIデバイスではありません。

A:

Windowsディレクトリの中に win.iniというファイルがあります。

このファイルの中の [MCI Compatibility]セクションに

QTWVideo = 0x001 の記述がありますので、 ";"でコメントアウトしてマシンを立ち上げ直してください。

例: win.ini

[MCI Compatibility]
;QTWVideo = 0x001

    古いバージョンの C++Builderの BDEを使用していますが、Oracle8や MS SQL Server7に対応したものが欲しいのですが(99/5/12)

該当するバージョン:C++Builder 4

Q:

古いバージョンの C++Builderの BDEを使用していますが、Oracle8や MS SQL Server7に対応したものが欲しいのですが

A:

古いバージョンのものですと対応出来ていませんのでアップデートして下さい。(一部の 2000年問題も解決されています。)

最新のものを以下のサイトからダウンロードして下さい。

http://support.codegear.com/article/35933

    UpdateSQLを使用していますが、データは反映されるのに例外が生成されます(99/03/04)

Q:

UpdateSQLを使用していますが、データは反映されるのに例外が生成されます。

A:

UpdateSQLを使用してキャッシュアップデートを行われる場合は BDE Administratorの[環境設定|System|INIT]の LOCAL SHAREを FALSEに指定して下さい。

この値は DOSのアプリケーションとテーブルを共有する場合に設定する項目です。

FALSEは、DOSアプリケーションと共有しなくなります。

通常の場合は共有は必要ありません。

    QuickReport使用時、Printerの Canvasへ文字列を出力したい(98/12/2)

該当するバージョン:C++Builder 3,C++Builder 4

Q:

QuickReport使用時、Printerの Canvasへ文字列を出力したいのですが、どのように記述すれば可能ですか?

A:

TQuickRepの OnStartPageイベントで Canvasに描画する処理を記述して下さい。

   void __fastcall TForm2::QuickRep11StartPage( TQuickRep *Sender )
   {
     Sender->QRPrinter->Canvas->Font->Size = 30;
     Sender->QRPrinter->Canvas->TextOut( 0, 0, "C++Builder 3.0J");
   }

NT にインストールするとコンポーネントが消えてしまいます(98/08/03)

該当するバージョン:C++Builder 3

Q:

NTにインストールするとコンポーネントが消えてしまいます。

A:

NT に Admimistratorでインストールした後、別のユーザーでログオンして C++Builderを立ち上げるとコンポーネントが消えるものもあります。

この現象はインストールした、ユーザーのレジストリにコンポーネントの情報が登録されるために発生します。

現バージョンの C++Builderは 1ユーザーのみの対応になっていますのでインストールしたユーザーと使用するユーザーを合わせて使用するようにして下さい。

    Paradox, dBASEで使用されるファイル拡張子一覧

以下に記述するのは Paradoxや dBASEで使用するファイル拡張子一覧です。

拡張子

ファイルの種類

.CFG

環境設定ファイル

.DB

Paradoxテーブル

.DBF

dBASEテーブル

.DBT

dBASEメモファイル

.DM

データモデル

.INI

作業設定ファイル

.LCK

ロックファイル

.MB

Paradoxメモファイル

.MDX

dBASEマルチインデックスファイル

.NDX

dBASEシングルインデックスファイル

.PX

Paradox一次インデックスファイル

.QBE

問い合わせファイル

.SQL

SQLファイル

.TV

Paradoxテーブルの表示設定

.TVF

dBASEテーブルの表示設定

.VAL

Paradoxテーブルのデータ検証と参照の整合性の定義ファイル

.Xnn

Paradoxテーブルに対する単一項目の二次インデックスファイル

.Ynn

Paradoxテーブルに対する単一項目の二次インデックスファイル

.XGn-.XMn

Paraodxテーブルに対する連結二次インデックスファイル(単一項目で文字区別が有る場合を含む)

.YGn-.YMn

Paraodxテーブルに対する連結二次インデックスファイル(単一項目で文字区別が有る場合を含む)

    「BDEの初期化に失敗しました」のエラーが発生してしまいます。

該当するバージョン:C++Builder 1

Q:

「BDEの初期化に失敗しました」のエラーが発生してしまいます。

A:

BDEはレジストリに設定情報を登録しています。これらの内容が正しくない場合にこのようなエラーが発生します。

修正するには Win95なら REGEDIT.EXE、WinNTならば REGED32.EXEを実行し、

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Borland\Database Engine

の DLLPATHに正しいパスを指定してください。(複数のパスを指定せずひとつのパス名だけを正しく記述してください。)

    Windows9xから Oracle8へ接続できません(99/7/5)

該当するバージョン:C++Builder 4, C++Builder

Q:

Windows9xクライアントから Oracle8へ接続できません

A:

オラクルクライアントのパスを設定してください。

BDEオラクル用の SQL link Driverは、オラクルクライアントがインストールされたディレクトリから、必要な DLLをロードしますが、パスが設定されていないとロードできません。

そのため接続時にエラーが発生してしまいます。

    C++Builder 4 Pro版をインストールすると Delphi 4 C/Sを起動する時にエラーが表示されます(99/7/5)

該当するバージョン:C++Builder 4

Q:

C++Builder 4 Pro版をインストールすると、Delphi 4 C/Sが起動時に次のようなエラーを表示するようになります。

"EPackage Error モジュール VCL40.BPL の 00013395 で発生しました"

Midasのコンポーネントパレットも消えてしまいます。

A:

C++Builder 4と Delphi 4を共有して使用するには Delphi 4の Update #3をインストールしなければなりませんが、この Update 3のインストーラが C++Builder 4がインストールされている環境では、ファイルのアップデートに失敗してしまいます。

実際には windows\systemにある VCL40.BPLと VCLDB40.BPLのファイルをアップデートしてくれません。

次の手順に従ってインストールし直してください。

  1. Delphi 4 C/Sをインストールする。
  2. Delphi 4 Update #2をインストールする。
  3. systemディレクトリにある VCL40.BPLと VCLDB40.BPLを別のディレクトリに保存する。
  4. C++Builder 4 Proをインストールする。
  5. 保存した VCL40.BPLと VCLDB40.BPLを systemディレクトリに上書きコピーする。
  6. Delphi 4 Update #3をインストールする。

    C++Builder4.0Jを WindowsNT環境の一般ユーザーで使用したい(99/5/12)

該当するバージョン:C++Builder 4

Q:

C++Builder4.0Jを WindowsNT環境の一般ユーザーで使用したい

A:

Administrator権限のユーザーでインストール後、一般ユーザーで、レジストリのみのインストールを行って下さい。

インストール後、統合環境を立ち上げると JITデバッグの設定を変更するダイアログが表示されます。

そのダイアログに「今後確認を行わない」にチェックを入れた後「いいえ」を選択してダイアログを閉じて下さい。

一般ユーザーで使用することが可能になります。

    インストール時に「モジュール 'MSVCRT.DLL' のアドレス xxxxx に対する書き込み違反」(99/5/12)

該当するバージョン:C++Builder 4

Q:

インストール時に「モジュール 'MSVCRT.DLL' のアドレス xxxxx に対する書き込み違反」が表示されて、インストールが先に進めません

A:

この現象は InterBaseクライアントのインストール時に発生します。

原因としては、インストールするマシンに TCP/IPのネットワーク設定がされていないために発生します。

ダミーの TCP/IPネットワーク設定を行ってからインストールを行って下さい。

    インストールの最後の方で「レジストリ 設定が重複しています」のダイアログが表示されます(99/5/12)

該当するバージョン:C++Builder 4

Q:

インストールの最後の方で「レジストリ 設定が重複しています」のダイアログが表示され、このダイアログで「設定を更新しますか?」と聞いてきますが、更新しても良いのでしょうか

A:

C/S版であれば問題ありませんが、Professional版以下の場合は Just In Time debuggingの機能がありませんので、更新しても意味がありません。

このダイアログが表示されたら「いいえ」を選択して、インストールを続けて下さい。

    プログラムが異常終了すると C++Builderが起動されてしまいます(99/5/12)

該当するバージョン:C++Builder 4

Q:

プログラムが異常終了すると C++Builderが起動されてしまいます

A:

C++Builder 4.0J Enterprise版を WindowsNTにインストールすると Just In Time Debuggingの機能で WindowsNTのデバッガとして起動するようになります。

この機能をデフォルトの状態にするには、次のレジストリの値を変更して下さい。

\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\AeDebug
Auto="1"
Debugger="drwtsn32 -p %ld -e %ld -g"

    C++Builder 4.0Jのインストール途中で Error 113が表示されてしまいます(99/5/12)

該当するバージョン:C++Builder 4

Q:

C++Builder 4.0Jのインストール途中で "Error 113"が表示されてしまいます。

A:

"Error 113"は、インストールプログラムが CD-ROM上の \Runimageディレクトリからファイルを見つけることができなかった場合に発生します。

CD-ROMをドライブのルートにマップして下さい。

ネットワークインストールやセーフモードでインストールを行っている場合は、CD-ROMイメージをハードディスクに作成して下さい。

その場合 \Installと \Runimageは、同じドライブのルートにマップされていなければいけません。

    デバッグカーネル BORDBK41.DLL が登録に失敗する(99/5/12)

該当するバージョン:C++Builder 4

Q:

C++Builderを起動するとエラーが表示されてしまいます。

A:

何らかの原因でデバッグカーネルがシステムに登録できなかった可能性が考えられます。

BORDBK41.DLLファイルをコマンドラインで登録して下さい。

regsvr32 bordbk41.dll

BORDBK41.DLLは、通常 \Program Files\Borland Shared\Debuggerにインストールされます。

MS-DOS プロンプトを起動して、次のようにコマンドを発行して下さい。

cd "\Program Files\Borland Shared\Debugger"
regsvr32 bordbk41.dll

    JPEG画像を C++Builder 4.0Jで使用したい(99/5/12)

該当するバージョン:C++Builder 4

Q:

JPEG 画像を C++Builder 4.0J で使用したい

A:

C++Builder 4.0Jから標準で JPEG画像が使用出来ますが、初期状態では、作成されるモジュールの大きさを考慮しているため外してあります。

使用する場合は Jpegのパッケージを追加して下さい。

詳しくは、インストールしたディレクトリの \CBuilder4 に readme.txtがありますので参照して下さい。