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Borland Developer Studio 2006 アップデート1
概要: Borland Developer Studio 2006 のアップデート1 を公開致しました
CodeGear のダウンロードサイトにおいて、Borland Developer Studio 2006のアップデート1を公開致しました。アップデート版は、CodeGear の Webサイト「Borland Developer Studio 2006 Registered User Updates」よりダウンロードできます。(アップデート1はアップデート2に含まれておりますので、アップデート2をご利用ください)
アップデート1ご使用上の注意点
- このアップデートは、Borland Developer Studio 2006の日本語バージョンだけに適用できます。
- アップデート1のダウンロードファイルはZIP形式で圧縮されています。ZIPを解凍するツールが必要です。
- このアップデートをインストールする前にBorland Developer Studio 2006を終了している必要があります。
- MicrosoftのWindows Installer(MSI)のバージョンによりインストール方法が異なりますのでご注意下さい。
MSIのバージョンは、コマンドプロンプトから msiexec.exeを実行することにより確認できます。
- インストール中、MSIがソースメディアディスク(Borland Developer Studio 2006の CD)を要求する場合があります。お手元にソースメディアディスクをご用意ください。
アップデートの適用手順
MSI 3.0以上
- Borland Developer Studio 2006が終了していることを確認します。
- ZIP形式のファイルを解凍し、展開された .mspファイルをダブルクリックするとアップデート1のインストールが開始します。
MSI2.0
- Borland Developer Studio 2006が終了していることを確認します。
- ZIP形式のファイルを解凍します。
- コマンドウィンドウを開き、System32フォルダに移動します。
- 以下のコマンドを入力してアップデート1のインストールを開始します。
msiexec.exe /p <解凍した.msp ファイルのパス> /L*v <ログファイルのパス> DEBUG_MODE=ON REINSTALL=ALL REINSTALLMODE=omus
- /L*v と DEBUG_MODE=ON はオプションです。
たとえば、Professional版で、.msp ファイルが C:\temp ディレクトリにある場合は、
msiexec.exe /p "C:\temp\bds2006_jp_pro_upd1.msp" REINSTALL=ALL REINSTALLMODE=omus
と入力します。
また、
msiexec.exe /p "C:\temp\bds2006_jp_pro_upd1.msp" /L*v "C:\temp\bds2006upd1.log" REINSTALL=ALL REINSTALLMODE=omus DEBUG_MODE=ON
と入力した場合は、C:\tempにbds2006upd1.log という名前のログファイルが生成されます。
なお、MSI3.0以上でも、msiexecコマンドによるインストールができます。MSI3.0以上の場合は、以下のコマンドを入力します。
msiexec.exe /update <解凍した.msp ファイルのパス> /L*v <ログファイルのパス> DEBUG_MODE=ON
※MSIコマンドラインオプションの詳細は、Msiexec (コマンド ライン オプション) を参照してください。
アップデート完了の確認方法
アップデートインストーラの最後のダイアログに、アップデートが正しく完了したかどうかが表示されます。
また、以下のいずれかの方法でも確認できます。
- Windows のコントロールパネルを開き、[プログラムの追加と削除](Windows2000の場合は[アプリケーションの追加と削除])をクリックし、Borland Developer Studio 2006を選択し、[サポート情報を表示するにはここをクリックしてください]のリンクを使用して、バージョンが10.0.1であることを確認します。
- Regeditを使ってレジストリを開き、HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\BORLAND\BDS\4.0のProductVersionとUpdatePackInstalledの文字列値がそれぞれ10.0.1と1であることを確認します。
- IDE を開き、[ヘルプ|バージョン情報]を選択して、[バージョン情報]ダイアログボックスを表示し、製品バージョン番号の後にUpdate 1と表示されていることを確認します。
アップデート1のアンインストールについて
Windows XP Professional または Windows Server 2003で MSI 3.0 以上を使用している場合は、インストール後にこのアップデートだけを削除することができます。
Windows2000および、MSI2.0をお使いの場合は、インストールした後、このアップデートのみの削除はできません。
アップデート1のアンインストール手順
- Windowsのコントロールパネルを開き、[プログラムの追加と削除]をクリックします。
- プログラムの追加と削除のダイアログ上部の「更新プログラムの表示」のチェックボックスをクリックして、チェックマークを付けます。
- 「BDS2006 Update 1」が画面上に表示されますので、これを選択して[削除]ボタンを押します。
なお、アップデート1のアンインストール中にMSIがソースメディアディスクを要求するという既知の問題があります。その場合、アンインストールを続行するには、要求されたディスクを挿入する必要があります。
アップデート1での修正内容
- このアップデートの適用により、Borland Developer Studio 2006の Preview Technology for C++およびCの機能を完全に利用できるようになります。
- 日本語版ではヘルプファイルの内容が更新されています。
- このアップデートによって新しいdbexpasa30.dllドライバが提供されます。これにより、一部のパラメータ型に対してストアドプロシージャがNullを返す問題が修正されます。
- プロジェクトのメイクファイルへのエクスポートがサポートされました。
- 「バージョンダイアログを追加」が設定されたアクティブフォームを含むActiveXライブラリをコンパイルすると、エラーが発生する問題を修正しました。
他の修正点の詳細、およびアップデート1における既知の問題につきましては、ZIPファイルより解凍されたreadme_upd1.htmファイルをご覧下さい。
また、Quality Central(英語)にも修正点の情報がございますので併せてご覧ください。
その他